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「まちづくりは市民の責任!」(2002.12.27)

また「○○さんは、市長に近いT市議に頼んで息子さんを牛久市役所に入れてもらった」という噂話を聞きました。最近、市役所を退職している某氏が『確証はないけれども間違いないと思いますよ』と自信ありげな口ぶりでした。

政治家が、できの悪い子弟を裏口入学させろ・就職を世話しろなどと有力な支持者たちから求められたり、資金提供を見返り条件にして入札に便宜を図れなどと業者から依頼されたりすることが多いことは、マスコミの事件報道などから容易に理解できる今日このごろです。

国会議員本人又は秘書の各種口利き疑惑や秘書手当ての詐欺事件などが頻繁に報道されてきた一年でしたが、118日に亡くなられた秦野章氏が法相時代にいったという放言「政治家に古典道徳の正直や清潔などという徳目を求めるのは八百屋で魚をくれというに等しい」との話を思い出しました。

この発言への評価はさて置き、社会は需要と供給のバランスで成り立ち動いているわけですから、自分だけ得すればいいと考える支持者・有権者が、政治家に不正を働くように仕掛けているのだと思います。

人は自分のために生きています。自分が幸せになること、自分の家族が幸せになることを願っています。しかし、社会的な安定と繁栄つまり社会環境をよくしなければ、自分だけ・自分の家族だけが幸せになったり・安定と繁栄を手にすることなどあり得ません。このことを忘れた一部の市民・有権者が政治家に不正を勧めて世の中を悪くしているといえるでしょう。

政治家が犯す不正行為を見ると大雑把に言って四タイプになると思います。その一は、権力を握って金儲けに利用しようとの確信犯タイプ、最近ではオレンジ共済の友部達夫元代議士等はこの範疇かも知れません。その二、これくらいはいいだろうと誤魔化すタイプ、辻本清美・田中真紀子氏はこの類になるでしょう。その三は、社会改革の情熱を強く持ちながら活動資金の調達に困り目的の正しさに自己を正当化して手段を選ばず不正に手を染めてしまうタイプ、逮捕前に自殺した新井将敬氏はこの類ではないかと思います。その四は、不正は承知しているが選挙のことが心配だから有力者や支持者のいうことを断れないで動くタイプ、例示するまでもなく一番多い政治家の行動事例だと思います。

選挙を勝ち抜かなければならない政治家が、支持者の要請を断りにくいことは、議員を経験した私も実感をもって理解できることです。

 政治家の犯す不正=犯罪行為で最も多いタイプ四は、誤解を恐れずにいえば「一部の自己中心的な有権者が政治家に不正をさせている」という現実を指摘しなければなりません。

現在の公職選挙法がまじめな政治家にとって厳しい点は、単純・無前提に「一票は一票」として評価されることにあります。

これ以外の方法など当分あり得ないことは承知しておりますが、まじめに考えてくれる市民の一票も、好き嫌いの感情的な一票・買収された一票・義理があるという一票・組織の指示という一票でも・・・・みーんな同じ一票なのです

民主主義社会は、選挙以外の変革方法がありません。市民・有権者の投票行為だけが行政のよしあしを左右する、たったひとつの力なのです。

先ごろの県議会議員選挙も、もしもの仮説は無意味かもしれませんが、仮に投票率が77%で白票が50%だったら、マスコミはどんな報道をしたでしょう。政党は有権者の不信感表明をどのように受け止めるでしょうか。もし、このような選挙結果が全国数箇所で発生すれば、最高裁判所は一票の格差を巡る訴訟に憲法違反の判決もだすでしょう。

市民のみなさんは、一票の力に無力感を持っているかもしれませんが、一票の投票行為は社会を動かし変革するための強大な力に満ちています。

市民の政治不信を反映して選挙の投票率は下がるばかりですが、それは悪徳政治家や不逞官僚、牛久市においては不誠実な政治家に勝手放題を許すことになります。この国・私たちのまちはどうなるのでしょうか。 否、どうするのでしょうか。すべての最終責任を負わされる私たち有権者は、あなたはどうしますか

牛久市の市町村合併情報は、これまでほとんど私たち市民に提供されませんでした。しかし、茨城県が平成13年に示したプランに対して、阿見町は平成14年2月に合併調査検討報告書をあげています。牛久市の対応はいかがなもだったでしょうか。残念ながら、ほとんど何もありませんでした。

今回の合併協議は、平成の大合併といわれ日本国の構造を大改革しようとする20世紀から21世紀への時代の転換点を形成するものだといえるでしょう。

私たちが、もっと市政に関心をもち市長や市議の言動に注意を払っていれば、彼らも市民の視線を意識して、もっといい市長・もっといい市議でいたはずなのです。 市長や市議会議員のレベルは市民のレベルによって決まるといわれています。


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