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市民のために実施する行財政改革(?!)

(2004.5.14)


 牛久市もやっと本気で行財政改革に取り組む決意を固めたようです。しかし、行財政改革にもいろいろのタイプがあります。
 ○ 市民に喜ばれる行財政改革
 ○ 職員に喜ばれる行財政改革
 ○ 業者に喜ばれる行財政改革・・・などです。

 これまで、前市長時代には第3次行政改革大綱なるものを制定しておりましたが、平成16年3月に私が議会質問で指摘し、市長の答弁によって明らかにされたように、行政改革の名の下に行財政の実態はドンドン悪化の一途をたどっていました。

パーキンソンの法則は生きていた

 パーキンソンの『役人の自己増殖の法則』どおり、牛久市役所は行政改革大綱を策定してもなお膨張し続け財政の悪化も進んでいました。今年3月22日に、後藤田元副総理のお話を聞く機会が在りましたが、「昔は官僚が行政を動かしていた。最近においても余り変わっていない」と明言されました。牛久市でいうならば、具体的な行政実務は職員が策定・運営しているということです。

 人件費は臨時職員分を含めた金額でみると、人事院勧告を反映して減少しているのかと思いきや・・・


  平成14年度決算 41億4,529万4千
  平成15年度3月補正 42億3,293万 (8,763万6千円増)
  平成16年度当初予算 43億2,270万6千 (8,977万7千円増)



賃金を除いた物件費をみても・・・

  平成14年度決算 :37億 1,662万 3千円
  平成15年度3月補正 :39億 773万 4千円
  平成15年度当初予算 :39億 4,429万 2千円


 職員数においても、見せ掛けの職員数は減らしても、臨時職員や嘱託職員として陰に隠れた職員増加が行われていることを示しています。

 平成15年12月の牛久市職員数は・・・
             
    正規職員:474名
                 
臨時職員:163名
                 嘱託職員:152名・・・合計:789名
   

 このように職員を増やす一方で、業務の外部委託化を進めて仕事減らしが謀られてきた。一般会計の決算ベースで業務委託をみると・・・
    

  平成10年度以前 6%
  平成11〜14年度 10〜11%
  平成15年度 12% 半ば


市民のための改革を貫くべし!

 私は第3次大綱を一日でも早く終結させる必要性を指摘しましたが、16年度で終るから、平成16年度中に新たな大綱を策定するとの市長答弁でした。
 このときの答弁の中で、大変気になるくだりがありました。
 それは、『特に財源の根幹である市税収入の低下や、三位一体の構造改革など地方財政を取り巻く環境は、一段と厳しい状況となり、中長期的目標を掲げた財政計画による財政運営が求められ、早急に財政健全化計画を示す必要がございます』との部分です。
 一般的に予想され心配なことは、国民健康保険税の値上げを考えているのではないかと思われることです。

所信表明:初心忘れるべからず!

 池辺市長は、昨年10月27日に招集した臨時市議会において所信表明を行いました。その中の特に重要な点は『市政全般にわたる総点検を実施し、事業の取捨選択と集中を進め、より効率的な行政運営を図りながら、行政サービスを低下させることなく、行政コストの大幅削減を実現していきます。市民の税金を1円も無駄にしないという信念に基づき、行政運営を進めて行きます』との部分なのですが、いつまでもこの決意を忘れないで頂きたいと思います。
 昨今の政治家は言葉に責任をもたない人が多くなりました。昨年9月、市民の期待を背に当選され、10月に就任されたばかりなのですから、くれぐれも市民の負託に応えていただくことを強く願っております。


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