
池邉市長と『政治の信頼回復』に共闘!
(2003.10.13)
10月3日、市民と職員の期待と不安のまなざしが交錯するなか、池邉市長が初登庁しました。職員への訓示において、『市民が賛成してくれた公約を実行して行く』との抱負を語ったそうです。
池邉市長は、選挙公報において『政治の信頼を回復しよう』と呼びかけ、政治家は約束を守れることが、市民に対して重要な資質です。私は政治の信頼回復に努めます!・・・と約束してくれました。
12年間に及ぶ放漫財政によって壊滅的な財政状況になり、重要部署が機能不全に陥ってしまった行政組織の再建は容易ではありませんが、19,204人の有権者の支持に応えて、寝食を忘れるほどの情熱と責任感をまちの再生に傾注してくださるものと期待し祈念するばかりです。
池邉市長も、着任に当たって『言うは易く行うは難し』との言を、改めてかみ締めていらっしゃるのではないかと拝察しております。
市長に求められる信念と決意の強さ・指導力
市長選挙のときに指摘されていた『経常収支比率』は、平成14年度はさらに深刻さを増して92.2%になっているようです。21世紀倶楽部報【平成15年夏号】で指摘したように、経常収支比率を改善して財政を健全化するには、人件費削減を断行する以外に方法はありません。
奇しくも初登庁日と同じ10月3日に、県職員の今年度の給与を県内民間企業との比較バランスを取るため、基本給を月額平均1.1%削減し、期末・勤勉手当を0.25カ月分引き下げることを柱にした勧告を、県人事委員会が、知事らに行ったとの新聞報道がありました。
当然、これを受けて牛久市においても、職員給与等の削減を検討することになるでしょうが、漫然と人事院・県人事委員会の勧告に準じているだけでは、破綻に瀕した市財政を再生することは不可能です。
市長長選挙のときに大胆に打ち出した『市長給与30%カット』の公約を、県人事委員会の勧告とどのようにリンクをさせ、財政(行政経済)の改革・再生に生かして行こうとするのか・・・注目されるところです。
何事によらず、『改革』するとの主張はおおむね支持されますが、過去を切り捨てなければなりませんから、痛みと苦しみを伴います。
誰でも、自分自身の痛みともなれば反対が多くなります。そんな時に、リーダーの信念と決意の強さ、そして指導力などが問われます。
阪神球団の星野監督は、『改革は血が流れる!』といっています。事実、所属選手の実に3分の1=24人を解雇しました。久々の優勝の陰には、とても細やかな気配りの数々があったようです。
池邉市長は、いかなる手法を採って惰性に慣れきった行政組織に活力を取り戻し、放漫財政の再生にどんな決断をするのでしょうか。
改革・再生を成功させる、市長との共闘戦略
市長は、提案権と執行権をもっています。しかし、市議会の議決なしには何も執行することはできません。破綻の淵にある牛久市の改革・再生の作業を、市長一人の力だけでやり通すことはとても困難なことです。職員は市長のスタッフなのですが、12年に及ぶ恐怖独裁政治の洗礼によって、職員の『ゴマすり能力』は飛躍的に向上した・・・との『職員情報』もありますから、市長も油断は禁物です。
財政破綻に向かう牛久市の流れを変えよう・・・と、これまで私は主張し続けてきました。ぜひとも、池邉市長の改革・再生が成功できるように次のような【共闘戦略】で支援していきたいと考えています。
【共闘戦略:その1】
市議会議員は、行政運営のルール『条例』の制定や改正によって市政を改革させることができます。この権利を活かして、当事者などの不満があるために、執行部からは提案されにくい条例事項を、積極的にカバーしていきたいと考えています。
【共闘戦略:その2】
行政運営を改革させる具体論には、議会で議決しなければならない条例のほかに、市長裁量権による『規則・要綱』などがあります。これらは、議員が改正案をだすことはできませんが、見直しの必要な事柄が相当ありそうです。しかし、市長=執行部からは提案しにくい・・・こうした点を、一般質問で取り上げて問題提起し、市長が積極的な改革を進め易いように協力していきたいと思っています。
すでに触れたように、市政運営は国が制定した法律に基づいて定める『条例』及び条例に追随する『規則・要綱』などに基づきます。これら規定の条文を基準にして、私たちの行政サービスが決められます。
したがって、不適切なものを改正したり・削除すること、必要なものを追加したり・新規制定しなければ市政を変えることはできません。
議会と市長は二元代表制の経営機能をもつ
過去の市議会は、行政の監視機関としての役割が重視されてきました。しかし、『地方分権時代』になって『公共』の概念も『民の論理による行政=民の常識による官の改革』へと変貌したように、議会が求められる機能は、監視機関から『立法機関』へと昇華しました。
いまの地方政治は、『議員=提案権+議決権』と『市長=提案権+執行権』という、新しい議会と市長との関係に変わりました。
市議会議員には、『選良としての自覚と研鑽』が、これまで以上に必要不可欠な条件になりました。私も渾身の研鑽・努力を続けます!
地方分権時代の新しい行政環境は、市長の執行権に対して議会の経営的機能が、より重要性を増しました。議会には、下記に示すような働きが求められているのです。ご確認ください。
【政策過程における政治と行政の役割分担 】
| 【PLAN】 |
1.課題設定:政治(議会)
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2.政策立案:行政(市長) |
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3.政策決定:政治(議会) |
| 【DO】 |
4.政策実施:行政(市長) |
| 【SEE】 |
5.政策評価:政治(議会) |
【地方分権時代における議員の活動・議会の役割】
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@立法者としての活動・役割 |
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A決定者としての活動・役割 |
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B監視者としての活動・役割 |
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C教育者としての活動・役割 |
市民のみなさんは、議会と市長をしっかりと観てください!

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